2017年10月22日日曜日

チェンバロ・サロンコンサートのお知らせ

[モダンチェンバロの魅力 シリーズコンサート]
チェンバロ・サロンコンサート
                           モダンチェンバロでモーツァルトを! 
モダンチェンバロ : 本間みち代
2017年12月16日(土) 午後3時~
会場:神楽坂チェンバロスタジオ   チケット:1000円 30名(要予約)

モーツァルトの音楽とバロック時代の様々な国の音楽を演奏いたします。
モダンチェンバロは足のペダルと手のストップで音色を変える工夫がされた楽器で、20世紀初頭からワンダ・ランドフスカやエタ・ハーリッヒ=シュナイダー、カール・リヒター、ラルフ・カークパトリックらによって演奏されました。モダンチェンバロでモーツァルトやクープランを弾いてみたらどんな響きになるのでしょう? 
ピアノやヒストリカルチェンバロとはまた違った音色でお聴きいただきたいと思います。


プログラム
   W. A. モーツァルト  幻想曲 / ソナタ
   J. S. バッハ   平均律クラヴィーア曲集より
   F. クープラン    神秘なバリケード         他
      
神楽坂チェンバロスタジオ(東西線神楽坂駅徒歩6分 矢来公園からすぐ)
              〒162-0805   東京都新宿区矢来町31 (03-5261-4622) 
   ご予約・お問い合わせ  メールアドレス:mh.concert@gmail.com
                  ホームページ:http://www.michiyo-honma.com/


2017年9月15日金曜日

ポジティフオルガン

先日、ポジティフオルガンの見学に行ってきました。
4つのストップで音色を変えることができます。
ストップ切り替えが初めてで難しくもたもたしましたが、音色だけでもお届けします。
たまたま持っていった楽譜の中からカベソンの騎士の歌。

2017年8月9日水曜日

今年は

今年はいろいろな楽器と出会う年でなんですね。
今はまた新たな楽器との出会いのために模索中。
再びCPEバッハを見直す。

今は、モダンチェンバロではバルトーク、 ベートーベン、 モーツアルト。
ヒストリカルではCPEバッハ、Yngve Jan Trede・・・・・・・・。
Yngve Jan Trede氏は現代デンマークの作曲家です。

楽器の特徴を知る年です。


2017年8月2日水曜日

BusoniとMaria Tipo









Maria Tipoというイタリアのピアニストがブゾーニ版のバッハで素晴らしい演奏をしています。





1931年生まれナポリのピアニストです。



母親がブゾーニの弟子で、彼女はまず母親から手ほどきを受けた。17歳でジュネーブ国際コンクールで受賞して以来長きにわたり活動している。



(Ferruccio Busoni Transcriptions )とはブゾーニの解釈か校正か解説か?



こういう明記は絶対必要だと思っています。

誰の編集による版で演奏したのか、解釈したのか。

さらに

楽器、調律(調律師)も記録しておく必要があると思っています。

最近昭和初期のSP版の録音を聞く機会があって、記録は大切だなぁーと思っています。

装飾音のお話し

装飾音。
バロック時代のチェンバロ音楽の特徴として[装飾音]があります。
ルネッサンス時代にもロマン派時代にもバロック時代ほどのゴテゴテした感じはないのではないでしょうか?まさにバロッコです。
特にフランス音楽は作曲家1人1人が独自の装飾音表を持つほど、自己表現の一端を担っている重要なものです。
これはダングルベールの装飾音表。



バッハの装飾音表はシンプルで余分なものが何もない。




この表記をどのように解釈するのかが問題で。
小節内均等に弾くことを表しているのか、それでこのような音符の書き方なのか。
多くのピアノの譜には親切にも細かい音符で小節内ビッチりと均等に弾くアドバイスがあります。

みなさん、どうしていますか?
私は音の長さに関してはこの表に従わず装飾音らしく弾きます。
均等音価だとぎこちなくなってしまいます。

この表に従って弾きたい方は多くいらっしゃいますが、私の考えでは、
力が抜けて軽く弾ければ良いのですが、たいていは左右の鍵盤の音符に当てはめていくことに集中するので、それこそ装飾音からはほど遠い演奏になります。

この表はいつからあるのか気になって調べてみました。
BachのKleine Preludeを例にとってみると
1890年Breitkopf und Hartel出版,Ernst Naumenn 編集ではまだ装飾音表は無いようですが、

1916年のBreitkopf und Hartel出版 Ferruccio Busoni 編集によるものでは装飾音の弾き方が明記してあります。



ではブゾーニはどのように弾いているのか。
https://youtu.be/G3P8WUGIYuw?list=RD8SXzYPjd9wQ




カークパトリックの演奏。
https://youtu.be/gsxLO2WYadc
1958年録音のクラヴィコードでの演奏。
カークパトリックは1934年にバッハのゴールドベルグ変奏曲を編集しています。この時期1933年~34年は、カークパトリックはザルツブルグのモーツァルテウムで教鞭をとっています。
あれ、この演奏にも知らなかったことがあります。
装飾音の弾き方、頭合わせではなく後合わせです。

調べれば調べるほど面白いし、興味深いです。
私のモダンチェンバロ研究にとって大問題で、これからです。




2017年7月28日金曜日

練馬文化センター

練馬文化センターの催し物の一環として「バロックお国巡り」シリーズをやっています。
昨日は3月に引き続き第2回目でした。
前回よりも少し広くスペースをいただき、大ホール前のロビーで行いました。
階段の上と下で180席ほど。
音響に差が出ないようにPAを配属しています。




こんな感じでお話を交えながらカベソンからモーツアルトまで弾きました。


明日も行います。

熱心なお客様が大勢いらしてくださいました。
また小さなお子様もじっくり聞いていてくださり、ありがとうございました。

明日も

アントニオ・デ・カベソン
アントニオ・ソレール
ジャック・デュフリ
バッハ
モーツアルト

です。


今回、フォルテ・ピアノとモーツアルトの関係をよーく考えてみました。
モダンチェンバロでモーツアルトを弾く意味や意義を再認識しました。

チェンバロファンの方々にお会いするのはいつもとても楽しみです。

あす、またお目にかかるのを楽しみにしています。

2017年7月24日月曜日

J・S バッハ フランス組曲

今月27日と29日の練馬文化センターでのコンサートを前に、すっかりバロックにのめり込んでおります。

1715年ころのバッハ。ハンサムですね。
ワイマール時代で宮廷楽団の楽師&宮廷礼拝堂のオルガニストをしていた頃です。
ヨハン・ゴットフリート・ベルンハルト・バッハが生まれたころです。この後1717年にケーテンの宮廷音楽家になります。

バッハにとって、先妻マリア・バルバラの突然の死は幼い3人の子供を抱えて大変だっただろうと思いますね。
1720年に、10歳・6歳・5歳の子供を持つシングルファーザーになってしまったのですから。
それにしても、いつも気にかかるのは、1708年に生まれた長女カタリーナ・ドロ―テアのことです。1774年までと長く生きたのですが、ほとんど記録がない。
マリア・バルバラとの間には7人の子供が生まれ、3人残ったと言われますが、彼女を入れれば4人ですね。
音楽家ではなかったのかもしれませんが、数に入らないのは変です。

1721年に宮廷の歌手であったアンナ・マグダレーナ・ヴィルケと再婚をします。
このころの音楽は希望に満ちた優しい雰囲気が感じられます。
インベンションとシンフォニア、平均律クラヴィーア曲集第1巻、フランス組曲など。

フランス組曲はそんな時期1722~23年にまとめられています。

それ以前の作品は無伴奏ヴァイオリンソナタや半音階的幻想曲とフーガなどでした。
それに比べて、対照的な明るく教育的な作品です。

10歳、6歳、5歳の子供の父親としては教育的な視点が芽生えるのはもっともです。
そこに15歳年下、20歳のアンナ・マグダレーナの若いエネルギーはバッハの創作意欲を支えたと思います。

そんな幸せな時代の曲を弾きます。